世界のねじを巻くブログ

ゲイが独自の視点で、海外記事/映画/書評/音楽/電子書籍/Lifehack/Podcastなどについてお伝えします。ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。

ねじまき通信で振り返る2023年のニュースやトレンドまとめ

ニュースレターで振り返る令和五年

毎月1~2回配信のニュースレター「ねじまき通信」。
いまさらですが、2023年を振り返るために
Substackでの投稿をコメントと共に載せておきます。

 

 



 

2023年1月号

nejimaki.substack.com

坂本龍一さんの死や、個人ブログの復権、マストドンなど。
YMOの曲「Behind The Mask」とイーロン"マスク"をかけたタイトルでした。

 

2023年2月号

nejimaki.substack.com

アカデミー賞受賞の「エブエブ」、大江健三郎の死、ハリポタのゲームまで。
もう一年以上前なんですね・・・。

 

2023年3月号

nejimaki.substack.com

ドラッグカルチャーから京都の高級レストラン、SNSの崩壊まで。
ピンクフロイドの名盤『狂気』が50周年で、
村上春樹の『街とその不確かな壁』発売もこの頃。

 

2023年4月号

nejimaki.substack.com

母の日からマリオの映画、作家マリオ・バルガス=リョサの文学講義まで。

この頃からSubstackにTwitter埋め込みができなくなったよね・・。。

 

2023年5月号

nejimaki.substack.com

ゼルダの新作『ティアーズ・オブ・キングダム』発売や、京都のオーバーツーリズム、京都のクラフトビールが抱える問題など。

実は色んな問題を抱えている「千年の都の涙」について書いた回でした。

 

2023年6月号

nejimaki.substack.com

スパイダーマン新作や、Threadsサービス開始、塩田千春さんのアート、中島みゆきなど、「糸(スレッズ)」をテーマにまとめた回。

 

 

2023年7/8月号

nejimaki.substack.com

台湾旅行や原爆、血の日曜日など、"戦争"をテーマにした回。

いつもニュースレターのタイトルには絵文字をつけているんですが、
この回はふざけずに、漢字一文字「焔」にしました。
(※もちろん元ネタはU2のアルバム『焔』より)

 

ねじまき通信のニュースレターで振り返る2023年

 

2023年9月号

nejimaki.substack.com

ジャニーズ問題に関するエッセイやTiktok、Kinki Kidsなど、
いつもより短めの回でした。

 

2023年10月号

nejimaki.substack.com

ラスベガスでU2のMSGスフィアライブ、Meta Quest3、Pixel8など、
現実離れした世界がテーマな回。

タイトルはU2の「Even Better Than The Real Thing」より。

 

 

2023年11月号

nejimaki.substack.com

日本人の政治への関心、大麻、ゲゲゲの謎など、
戦争や政治、ドラッグカルチャーなどタブーな話題が多めの回でした。

 

 

2023年12月号

nejimaki.substack.com

ジャズ喫茶やいにしえのインターネット、ドット絵など、
ザ・キンクスのアルバムを軸に、懐古的な回。

 

・・・長くなりましたが、そんな感じの一年だったかなと。

 

一度こうやってニュースレターとして当時の記憶を残しておくと、
タイトルを見れば、「ああ、そんなことあったよな」と
なるべく思い出せるようにしてます。

 

ブログでは触れないようなわりと際どめのトピックも扱っていたり、
強めの意見も書けるのがニュースレターのいいところ。

読んでくれている方がどんな風に受け止めているのかは正直わからないのですが、
この方針で続けて行こうかなと。笑

取り上げてほしいトピックや記事があれば、
気軽にコメント頂けばなと。

 

"過去の情報は痕跡であり、そこから価値を取り出せるかは人次第"
と昔紹介した記事でも書いてあったけれど自分なりのライフログ、
これからも書いていきたいなと。

 

月一回配信のニュースレターはこちらから無料で購読できます

今月号は月末に配信予定ですので、今のうちにどうぞ。

 

去年の2022年の総振り返り回はこちらより。

💌One Last Letter from 2022 - ねじまき通信

クラフトインターネット的な個人サイトを作ってみました。

テキストサイト風なそれ

以前からはてなブログ以外の個人サイトを作ろうと思っていたのですが、
ようやく"クラフトインターネット的"なウェブサイトを
独自ドメインでひとつ作ってみました。

 

・・・とりあえずは1年限定で公開しようと思います。

nejimaki.me

ドメインはシンプルに「nejimaki.me」。

 

外観デザインはこんな感じで、
海外のテキストサイトみたいなイメージ。

マイクロブログでねじを巻け ねじまき個人サイト

 

ここからは、
「マイクロブログでねじを巻け」に載せている内容を軽く紹介しようかと。

 

TOP10リスト

ねじまきの好きなバンドや 好きな食べ物、
好きなアスリート、都道府県、海外 など、
いろんなものの「トップ10リスト」を公開してます。

(恥ずかしいやつだけど、こういうのが個人サイト的なんだよね)

これからも追加していく予定なのでよければたまに見てやってください。

 

Fediverse(ActivityPub)対応

地味なテキストサイトにみえて、
ちゃんとフェディバース対応です。

@nejimaki@micro.blog

(※これをマストドンでコピペ検索すればフォローできます)

 

個人ブログを取り戻せ! -Fediverseとブログのこれから

 

 

ちなみにこの「マイクロブログでねじを巻け」は、
マイクロブログ(micro.blog)のサービス+独自ドメインで作ってみました。

 

更新履歴

ブログやニュースレター、ポッドキャストなど、
ねじまきの動向を追えるUPDATESページ。
ここに随時、情報を記載していこうと思います。

 

無料BBS

テキストサイトといえば無料掲示板でしょ、ということで作ってみました。

読書・音楽・雑談スレがあったり、お便り/感想用のスレッドもあります。

zawazawa.jp

まだ誰も書いてくれないので、気軽にカキコしにきてください!
(掲示板については後日またブログで書きます)

 

つぶやき

300字のつぶやきを書けるので、ここだけで読めるつぶやきをしてたり。
まあ大したことはつぶやいてませんが、プライベート寄りなことを書いていこうかと。

Twitterの過去ログも残してたりします。

 

週末に「よかったなあ」と思ったリンクをいくつか貼っていく
グッド・リンクス・ウィークエンズ」。
ちょくちょく更新していく予定です。
おすすめの個人サイトとかもまとめていきたい。

 

リンク集(予定)

おすすめの他人の個人サイトを見つけたら更新していく、
昔ながらのLink集ページも作るつもりだったり。(また書きます)

 

どこかでも書いたけど最後にひとこと。

日本において言えば、こういうムーブメントに対して、"インターネット老人会"的なノスタルジーのみに帰結せずにいてほしいし、

"クラフトインターネット"も単なるバズワードに終わらずきちんと自分のページを管理する流れが続いてほしいなと。(ぶつぶつ)

 

・・・ということで、個人サイトはこちらより。

他では読めないエッセイなどもここ限定で載せていこうかなと思ってるので
よければブックマークしておいてください。

マイクロブログでねじを巻け

 

www.nejimakiblog.com

www.nejimakiblog.com

"クラフトインターネット"という古き良きウェブへの回帰運動に期待している。

個人ブログのこれから

古き良きインターネットを掘りおこす」を2024年の目標の一つにしていたので、新年はそういう記事を書いていこうと思っている。

・・・とそんなこんなでネットをさまよっていると、
クラフトビールやクラフトコーラ、ナチュールワインと同じように
あの"手作り感"をWebの世界でも再現しようとする流れが生まれつつあるを知った。

kakijiro.net

どこまで強欲に繋がり続けるインターネット。懐古主義で過去を懐かしがっても仕方がないからこそ、囲まれすぎたシステムから一歩踏み出す姿勢が大事なんだろう。元々のインターネットを取り戻すことはできない。利害関係に距離を置いて、空虚なつながりに見切りをつけて、手の届く範囲で自分の信じる空間をつくる。これしかない。

 

好きにいじれる土地を確保した感覚に近いような気がする。平屋の一軒家。犬がおしっこうんこしても文句を言われない。災害時にトイレが止まっても、自分の畑をスコップで掘り起こしてうんこを埋めてしまっても問題ない。種をまけば花が芽吹くし。めっちゃええやん。

 

遊びで始めた概念が転がっていけば、立派な運動のひとつになりえる。民藝運動みたいにクラフトインターネット運動が生まれるかもしれないでしょう?

 

多くの反響があったそうで、数日後にエントリーは続く。

つぎに、編集者として「URLをクリックしたときにコンセプトが伝わる見た目である」「読み進めたくなるタイトルと本文が並んでいる」「最低でも記事は5本必要だろう」と最低限のハードルを設定。

 

インターネットの思想哲学を言語化し、世の中にクラフトプレスで放り込む。呼び名を変えればテキストサイトであり、同人誌でもある。モノの見方を変えて、新しい名前をつける。自己満足の延長にある「特定少数」と「経済合理性からの脱却」が生んだ表現を作り続けることが、「人間は遊び続ける存在である(ホモ・ルーデンス)」の体現となりえるだろう。

 

参照元の徳谷柿次郎さんのHPをクリックするとわかるけれど、
灰色で落ち着いたデザインのページが見やすくて良い。

 

「note」や「しずかなインターネット」もいいけれど、
やっぱり独自ドメインで自分のサイトをつくるのが一番良いんだよなぁ。

 

はてなブログの標準的なデザインでは、
文字タイトルだけをざっと表示してくれるものはなさそうなので、
そいういうのもあればいいなと思いつつ、

(ドラクエ風のテーマとかはイカしたデザインが実はあったりする)

ほったらかしだったポッドキャスト用のWordpress
とりあえずはシンプル目なデザインに変更してみたり。

 

ちなみに「クラフトインターネット」というコンセプトは
ポッドキャストでもよく登場される小倉ヒラクさんとの会話で生まれたそう。

hirakuogura.com

しかし僕は頑なに他人の土俵を借りることなく、個人ホームページでやってきた。
ブロガー商売でもないので、2020年代における絶滅危惧種のような存在である。
それはなぜなのか。
振り返って考えてみると「環境に左右されたくない」ということに尽きる。

 

インターネットという言葉自体が「クラフト」という言葉と対極的な感じもするが、ネットの歴史が何周もした2020年代、ついにインターネットにも「クラフト感」が求められる時代になったのだ。

 

 

ウェブログ・ハンドブック / レベッカ・ブラッド著』を訳されたyomoyomoさんが、2023年末にあとがきを公開されていたりするのもなんとも示唆的だなと。

www.yamdas.org

重要なのは、ウェブログという手段そのものではなく、それによって何を表現するかということである。ウェブログとは何か、○○との違いは、といった議論はもう終わりにして、各々が選択した、その人が一番力を発揮できる手段で自己表現をする段階に移ってほしいというのが訳者個人の願いである。

 

 

はてなブックマークでもこんな記事が話題になっていた。

www.technologyreview.jp

Web上には、この一見時代遅れのアプローチを復活させようとするプログラマーのコミュニティが点在している。アーティストのローレル・シュヴルストとエリオット・コストが考案した造語「HTMLエネルギー(HTMLエナジー)」というコンセプトに支えられたこのムーブメントは、決してレトロな美学を表面的にアピールするものではない。HTMLをコーディングする触覚的なプロセスに焦点を当てており、この言語がいかに自己表現を促し、Webの分け前を自分のものにする力を個人に与えるかを探求している。

 

しかし、巨大テック企業による独占的な状況にもかかわらず、ある一つの根本的な現実が、インターネットが民主的であるという評判を正当化し続けている。HTMLを使えば、誰でも無料でWebサイトを公開できるということだ。広大なWebには、事実上、すべての人のためのスペースがある。単に、トラフィックの問題に過ぎないということだ。

 

HTMLエネルギーサイトには一元化された情報源はない。偶然の出会いが、駐車場の奥でストリート・アートに出くわしたときような、特別な感覚を与えてくれる。

 

ここで説かれているのはインターネット上の「人間的な感覚」

タイトルに"古きよき"なんて書いてしまったけど、要するに昔あった人のあたたかみみたいなものがあるサイトを求めてるんだろうなと。

 

そういう意味では、
Tumblrなんかはまだクラフトブログやインディーウェブ的なものはたくさん残っている気がする。
(※経営はかなり厳しいみたいだけれど・・・)

www.nejimakiblog.com

 

SNSやnote、ポッドキャスト、ニュースレター、といろんなメディアを経てきたけれど
2024年は自分でDIYする個人サイトの時代が到来する予感。

 

ただ、HTMLで個性的なサイトをつくるのもある程度アートな才能が求められるので、
CanvaみたいなUIで昔の怪しげなホームページを作れるサービスが登場すれば、
わりかし流行る気がするけれど、そんなサービスはあったりするんだろうか。

※ありました。

海外の個人サイト風の個性的なページを作れるサービス「mmm.page」 

 

Wordpressもかっちり&おシャンなサイトを作るだけでなく、
怪しげで気持ちわるいホムペを気軽につくれるようになれば、
また勢いを取り戻せるような気がしている。

 

糸井重里さんが『インターネット的』で書いていたのを引用して、
そろそろ記事を終わろうかなと。

つながりすぎないで、つながれることを知る。こういう関係が、インターネットの上では、リアルに感じられるかもしれません。

 

フォロー/フォロワーやインプレッション数だけでは語れない、
"自分だけが知っているあの個人サイト"、
"「見たい人は見てよ」"的なものが
たくさん生まれるといいんだけれどな、と思いつつそろそろこの辺で。

 

※追記(2024.2.1):

手作り感あふれる個人サイトを作ってみました。

nejimaki.me

ドメインはシンプルに「nejimaki.me」に。

www.nejimakiblog.com

 

※追記(2024.2.15):
"クラフトインターネット"という言葉の定義自体、人によって異なるものなので、それぞれ自分なりの"温かみのあるインターネット"を見つけてほしいなと。


どこかでも書いたけど最後にひとこと。

日本において言えば、こういうムーブメントに対して、
"インターネット老人会" 的なノスタルジーのみに帰結せずにいてほしいし、

"クラフトインターネット"も単なるバズワードに終わらずきちんと自分のページを管理する流れが続いてほしいなと。

 

個人ブログを取り戻せ! -Fediverseとブログのこれから

個人ブログを取り戻せ! -Fediverseとブログのこれから-

ActivityPub×ブログ

Twitter社なき今、やっぱり熱いのは分散型SNSと個人Blogだ
ということでその辺を雑多に書いていこうかなと。

この記事は、
Fediverse (2) Advent Calendar 2023 - Adventar」14日目のブログとなります。

(特に専門でない一般人が色々書いてみるのでお手柔らかに)

 

Twitter(X)の大混乱を見ると、
やはり分散型SNSや個人ブログの時代が戻ってくるのかな、
という見当違いかつ時代遅れ(に見える)意見をまず書いておきます。

 

結局、大企業にネット人生を委ねていては、
サービス停止や凍結など、
何かの拍子であっという間に無に帰してしまうこれまでのSNS。

いくらTwitterやインスタグラムのフォロワーがいても、
サービス休止してしまえば、もうそこには何も残らないということに。

 

・・・なので、これからの時代は、
なるべく自分たちでプラットフォームを管理する必要があるんじゃないか?
という流れが最近の分散型SNSにつながっているのかと。

 

分散型SNSであれば、
一般人があちこちにサーバーを建てているので、
"狂った億万長者に所有されていない"という大きなメリットが。

 

また、ActivityPubによりもし管理者が気に入らなくなったら他のサーバーに移動すればいいだけだし、どのサーバーからも別のサーバーのつぶやきが見られるし。
ほかにもいろんなことができたり。
(この辺は別の方が散々書いてくれてそうなのであえて詳しくかかないけれど)

 

・・・話は変わるけれど、
欧米圏では、"デジタルガーデン"という言葉が
(巷で)流行っているみたい。

やはり自分のやりたいことを表現したいなら、
独自ドメインで自分の庭(ウェブサイト)を育てるのが一番なのかなと。

ただ、自分で庭を作るだけでは誰も見に来てくれないので、
ここでもActibityPubの登場というわけです。

 

今年、Automatic社がWordpress用公式ActibityPubプラグインをリリースして、
ようやく一般人ブロガーにも手が届くようになってきたFediverse。

WordPressのブログにActivityPubを導入してみました。 | 世界のねじを巻くラジオ

 

Google検索の生成AI機能(SGE)やら、AIブラウザ「Arc」の登場で、
個人ブログはさらに読まれにくくなることが予想されるので、
そうなると、やっぱりブロガー同士のつながりが大切になるかと。

 

ブログをActivityPub化すると、

・SNSのようにブログの投稿をフォローしてもらえる

・色んなActivityPub対応のSNSから投稿を見られる

・特定のサービスが休止してもフォロワーを失わない

・ブログでも「Friends」のようなプラグインを入れればSNSのように運用できる

など色んなメリットが。

 

ちなみに海外だと標準でFediverse対応のブログサービスがあったりもするけど、
日本でもこういうのが出てきたりしないだろうか。

マイクロブログ(micro.blog)がActivityPubやクロスポスト対応で便利。 - 世界のねじを巻くブログ

 

はてなブログもマストドン共有に積極的だったりするので、
ActibityPubにいつかは対応するのかも? (・・・と期待してます)

 

 

まだまだ普及しているとはいいがたいActivityPubが、
かつてのRSSの代わりになるのかは正直まだ読めないけれど、

RSS フィードを購読したことがない一般層にとっては、
より気軽な(それこそTwitterのようにフォローできる)方法なので、
人口が増えて便利になれば、それなりに流行るのでは?
・・・と個人的に予想してます。

 

分散型SNSやActivityPubが普及すれば、
全ての問題がいっぺんに解決するというわけでもなかったりもする。
(また新たな問題も少しは出てくるだろうし)

 

ただ、Twitter(X)やFacebookの歴史を振りかえるとわかるように、
プラットフォームが全てを監視・コントロールするという悪夢を繰り返さないために、
Fediverseに参加するというのは、僕たちがとりうる一つの有効な対抗策なのかと。

 

ちょっと大げさにいうと

・巨大な要塞の中で暮らす(億万長者のルールや監視に従わないといけない)

もしくは

小さな庭を耕す(自分のルールで自由になんでも育てることができる)+Fediverseで色んな村へいける

のどちらかがいいか、というイメージかと。

 

スレッズなんかはMeta社という巨大ドームの中で、
なおかつFediverseに接続できるので、
「うまいことやっとるな」とは思ったりもするので、
それも一つの選択肢として十分にアリかと。

 

・・・ということで、時間もないので強引に〆にかかろうかと。

 


「Fediverseってなんやねん?」
って方は、

AcitivityPub対応(スレッズは予定)のSNSである
マストドンもしくは Threadsにアカウントを作っておけば
とりあえずはそれでOKかと。

 

あと余裕のある方やパソコン触るのが好きな方は、
ぜひ独自ドメインでブログや個人サイトを作ってみてください。
今からでも全然遅くないはず。

きっと「しずかなインターネット」以上に静かな空間を得られるはず。

そしていずれはFediverseという広大な宇宙に接続できるようになるかと。

 

これからは、
何を読むか、どこでつぶやくかを自分たちで選択しないといけない時代。

つまりインターネット上にみんなが自分らしい庭を作っていき、育てていかねばならない、ということでもあったり。

 

・・・だからこそ今、スレッズやマストドン、
そして(ActivityPubに繋がるであろう)個人ブログをはじめてみませんか?
という記事でした。

 

フェディバースが広くなるほど、
インターネットの自由はより増える、という予感がしている今日この頃。
SNSが崩壊しつつある今も、こうやってFediverseが増え続けているインターネットにはまだまだ希望が持てるなと。


雑な内容になりましたが、そろそろこの辺で終わろうかと思います。

 

僕のマストドンアカウントはこちらより。
よければフォローしてみてください。

mstdn.jp

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ニューヨークタイムズのギフト機能を使ってよかった記事を振り返る

NewYork Timesの記事プレゼント機能

ニューヨークタイムズを年20ドルの割引価格で購読しているんですが、
有料会員特典のひとつとして「Gift Article」という機能があります。

どういう機能か簡単にまとめると、

・有料購読者は 「月に10記事」まで、無料で読めるリンクをシェアできる
・ギフト記事のリンクからは、まだNYタイムズを購読していない人でも記事全文を読むことができる
・リンクが有効化されて14日間はだれでも無料で読める

という感じ。

日経とか朝日新聞、毎日新聞でも似たような機能がありますが、あれをイメージするとわかりやすいかも。

(※もちろん登録すると全記事が無制限で読めるようになるしそれがNYTのねらいでもあるんだけれど)

 

・・ということで、なんかこのままギフト機能を使わずにいるのはもったいない気がしてきたので、過去に読んだ記事で印象に残ったものを10個まとめてみました。

 

おすすめ記事10個

最近読んでよかったなと思うNYTimesの記事をざっと。
銃規制からゼルダ、音楽や読書まで。(ちょっと古い記事も混じってます)

・良い本の読者になる方法

 

・銃による死者数を減らすスマートな方法

Opinion | A Smarter Way to Reduce Gun Deaths - The New York Times

 

・『ストップメイキングセンス』の復活

Talking Heads on the Return of ‘Stop Making Sense’ - The New York Times

 

・ウェスアンダーソンの映画でかかる印象的な音楽

Wes Anderson’s Best Needle Drops - The New York Times

 

・観葉植物の入門ガイド

How to Bring Nature Inside With the Right Houseplants - The New York Times

 

・109歳のブロガーの死亡記事

Dagny Carlsson, Centenarian Blogger, Dies at 109 - The New York Times

 

・戦後最も影響力のあるクィア小説25選

The 25 Most Influential Works of Postwar Queer Literature - The New York Times

 

・クラブミュージックは商業的になれど、リミックスは現実を反映している

When Club Music Went Commercial, Remixes Kept It Real - The New York Times

 

 

 

 

・「いかにして"ゼルダの伝説"はゲームを変革したのか?」

www.nytimes.com

インタラクティブ記事、これはゲーム好きでなくても読んで(見て)ほしいやつ。

 

今後も有名人の死亡記事、音楽レビュー、トレンド記事、社説、日本の記事など印象に残ったニュースをお届けしていきたいなと。

 

月一回配信のニュースレターでもNYTimesの記事をいくつか載せていくつもり。
こちらから無料で購読できます。 

 

ニューヨークタイムズの音楽プレイリストが良いぞ という話。 - 世界のねじを巻くブログ

 

ポッドキャスト「ねじまきラジオ」配信中。
海外旅行や音楽・映画・食・京都の日常、LGBTQ+など
色んな話題を音声でお届けしてます。

ねじまきラジオ(ポッドキャスト番組@Apple Podcast)  
ねじまきラジオ(ポッドキャスト番組@Spotify)

 

 

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『ドラキュラ』の小説をニュースレターで毎日読むのが海外で流行しているらしい

Substckとバンパイア

あの”吸血鬼ドラキュラ”の原作を毎日少しずつ読むのがアメリカを中心に流行している、というのをポッドキャストで聴いたので軽く紹介しようかなと。

 

・「いかにしてサブスタックはドラキュラをリバイバルさせたのか?」

slate.com

 

ここで登場するのは、
やっぱり流行りのニュースレターサービス「Substack」。

 

どうやらパブリックドメインになったドラキュラが、
毎日少しずつニュースレターとして配信されていて、
それがどうやら現代人に刺さっているらしい。

「Dracula Daily」

draculadaily.substack.com

 

この「ドラキュラデイリー」、TiktokやTwitterでバズったのもあってか、
購読者はなんと23万4千人
それだけの人がリアルタイムに同じ物語を読むのってなんかすげー。

 

発売年は1897年と100年以上も前の物語なのに、
なにが人々をドラキュラに引き寄せるのか。

理由はいくつかあるそうで。

 

まずは『ドラキュラ』の構成

小説の発表は1897年で、作中の年代は明記されていないが同時期。物語は三人称で語られ、全て日記や手紙、電報、新聞記事、蝋管式蓄音機などによる記述で構成されている。各々の記述者や叙述者の発言によって、徐々にドラキュラの企みが浮上していく構成となっている。(WIkipediaより)

確かにそんな構成になっているなら、
少しずつメルマガで読んでいくスタイルにぴったりかも。

日別に章が分かれていて、
区切ってよんでいける読みやすさは確かにウケる理由として十分理解できるかも。

 

僕は小学生向けに編集されたダイジェスト版『ドラキュラ』なら読んだこともあるんだけど、そんな仕組みになっていたかすら覚えていないほど前の話なのでなんとも。

 

仮想読書会的に楽しめるので、一人で読む孤独が薄れるので挫折しにくいというのもあるそうで。

 

 

ゲイ的解釈

このドラキュラ、どうやら同性愛的、クィア的な解釈ができるそうで(なんとなくわかるけど)吸血鬼以外にも、
ミナとルーシーの友情や、
オスカーワイルドとブラム・ストーカーのうんぬんとかあるそうで。

 

このニューヨークタイムズの記事も面白かった。

How Bram Stoker’s Dracula Became ‘Dracula Daily,’ and an Internet Sensation - The New York Times

 

Tumblrでもその辺でBL的な絵や同人誌的なものが書かれていたりするそうで。

とにかく「絵になる」というのもデカい要素かと。
銀の銃弾とか十字架とか血液とか、誰でもくすぐられる要素があるもんね。

 

僕自身もゲイなのでこの辺はちょっと深堀りしたいなと。
小学生のダイジェスト版以来の再読をしようかなぁと思ったり。

 

ドラキュラとニュースレターの流行

・・・あとはやっぱり映画『トワイライト』のブームがドラキュラ人気を後押した、というのももちろん言及されていた。

 

話は飛ぶけれど、
そういえば、ハロウィンのスタイルがよくてイケてる欧米の人はみんなドラキュラかスパイダーマンの格好をしていたような笑

 

映画『ヴァンヘルシング』もドラキュラの登場人物が主人公だもんね。

 

あとは公開予定のデメテル号船長の航海日誌もドラキュラの小説を元にした話だというのをXで知った。

 

そういう意味で、現代カルチャーにおいても吸血鬼ドラキュラの影響力はものすごいものだなと改めて痛感。

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また、Substackのコメント機能やコミュニティー機能により、
読者同士で繋がれるというのも大きな理由の一つかと。

 

光文社古典新訳文庫版

ここまで書いたらドラキュラ読まねば、とアマゾンを検索すると、
どうやらちょうと本日新訳が出るそうで。
(軽くホラーでした。ほんとにこれに合わせたとかではなくて。
昨日ポッドキャストでやってたから書いただけなんだけど・・・。)

 

ということで、本日発売の光文社古典新訳文庫版(唐戸信嘉

訳)の『ドラキュラ』はこちらより。

 

「ドラキュラ・デイリー」に従って、毎日ドラキュラを読む読書会をするのもありかも。(はじめました)

光文社古典新訳文庫版『ドラキュラ』章ごとの感想まとめ - 世界のねじを巻くブログ

 

ナオミイシグロの『逃げ道』の読書会をニュースレターで開催中です。

 

 

 

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U2のMSGスフィアライブ@ラスベガスに期待していること

MSG Sphere@Las Vegas

ラスベガスでエンターテインメントの歴史が変わる。
なんてったってU2の『UV Achtung Baby Live At Sphere』がLas Vegasで始まるから。

これは冗談ではなく、僕は本当にそう思っている。

 

U2といえば「ライブのお手本」そのものを体現するアーティストで、

毎回ライブツアーをやるたびに、色んな革命を起こしてきた。

 

例えば、

  • 戦争の歌で白旗をあげる
  • 車を吊るして照明代わりに
  • ライブ中にマドンナや大統領に電話
  • 巨大なレモンの宇宙船をステージに打ちあげる
  • すだれ式のLED
  • コンサートを携帯電話で撮影可能に
  • 3Dコンサート映画をかなり早い段階に作ったり(アバターより1年早い)
  • スタジアム360度客席にして世界一の動員に
  • 全世界Youtubeライブ生配信
  • ARやVRを有効活用
  • どの座席でも正確な音が届く最新鋭のスピーカーを使う
  • 8Kディスプレイ

などなど色んな技術を生かしながら見せてくれるコンサート。

 

 

ラスベガス限定でショーが行われるそうで。

 

U2が今回こけら落としライブをする「MSGスフィアー」は桁違い。

 

なんと
"サッカーコートとほぼ同じぐらいのディスプレイを球体にして覆った"
という小学生が考えるような、
とんでもない構造物をそのままラスベガスに作ってしまったというのが今回のそれ。

CNETのこの動画が一番分かりやすいかも。

 

どこの座席でもリアルに聞こえる最新式のスピーカー
まるで右耳に語り掛けてくるような音響効果も可能だそう。

 

においや触覚も生み出せる

薔薇の香りや豪雨など、五感に訴えかける

 

それぞれの座席にHDMIケーブル・LANケーブルが付いている?という噂もあり
高画質ライブ配信にも対応しているのかも。

 

座席は17500人分だそう。
しかもシートは人間の皮膚を再現したもので、音質の干渉をしにくいらしい。

 

現実世界でメタバースをみるようなリアルさ

「Even Better Than The Real Thing」(現実より良いもの)とはよく言ったもの。

 

コロナ禍の影響で延期され、予算も膨れ上がったりで大変な中、
ようやく完成を迎えたMSGスフィア。

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音漏れ文化ものを過去のものに

僕が特に期待しているのはこのMSG SPHERE内部のみならず、
(おそらく)チケット代を払っていない外側の人も映像を見られるというところ。

なので音漏れどころか
無料でライブを楽しめる可能性がある、というのが恐ろしいところ。

ずいぶん前に世界で初めてYoutubeライブ生配信を無料で行ったり、
新作アルバムを無料配布したりしてきたU2。

 

なので今回の目玉は
リアルの生ライブ体験も無料で提供するのでは?というところ。

(※もちろん球体内部のライブ入場者は有料だけれども)

U2のライブ後もいろんなアーティストがレジテンシー公演をするそうで、現地に行ける人は羨ましい限り。

 

毎回ライブパフォーマンスというものを革新してきた
U2だからできること。

 

日本じゃ欧米ほどの人気はないけれど、
ライブミュージックの裾を広げてきたアーティストとして、
間違いなくU2は外せないだろうなと。

 

ライブコンサートの最先端をどこまで見せてくれるのかは本当に楽しみ。

 

(※ただ今回メンバー四人でのコンサートではなく、
ドラムスのラリーマーレンJr.がいないのが唯一悔やまれるけれど)

 

インスタグラムやTiktokで外から球体を録った動画がバズるのが目に映るようだし、新曲「アトミックシティー」も良いし、本当にラスベガス公演がうまくいってほしいなと。

 

『ジョシュアツリー』と同じく時代背景も怖いほどアルバムの内容にぴったりで、
2023年にアップデートした名盤『アクトンベイビー』の曲が聴けるのがほんと楽しみ。

Achtung Baby-Spec/Remast-

Achtung Baby-Spec/Remast-

  • アーティスト:U2
  • Island
Amazon

 

ライブ前日ということで深夜に一人、
興奮しながら書いているので文章がぐちゃぐちゃだけど今回はそんな感じで。

ライブ後にまた思ったことを書いていこうかなと。

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MSG Sphere: ラスベガスの球体型スクリーンが気になる | 世界のねじを巻くラジオ

インスタスレッズの印象に残った投稿まとめ (2023年7月)

Threadsの振り返り

Twitterの競合サービスとして話題のSNS「Threads」。

ほぼ一カ月経ちそうなタイミングなので、
個人的に良かったなぁというスレッズ関連の良かったポストをいくつか紹介。

(※URLで保存したのを貼りつけてます)

 

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別にツイッターを捨てる気もないんだけど、投稿のインスピレーションが今、Threadsに湧いてることはたしかだ。

 

 

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Threads、スマホアプリだけでウェブUIが無いのでコメント書くのがかったるいなと思ったが、思えばインスタ世代はスマホ入力に特に違和感がない(むしろキーボードとか使えない)わけで、まあなんだ、お前は対象外と思い知るといいますか、歳は取りたくないもんじゃのう

 

 

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インスタでは見えなかった他人の交流が見えて面白い。あここ仲良かったんだーとか

 

 

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500 character limit is perhaps too much for Chinese/Japanese content. You can write a short novel with it!

500文字小説が流行るかも、という話。

 

 

インスタスレッズのおすすめ投稿



 

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Anyone else feel like Threads is a giant group chat? I’m here for it!

"Threadsって巨大なグループチャットみたいな気がしない?
だからここにいるわ!"

ちょっとわかるかも。

 

 

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ツイッター世論、2ちゃんねる世論が、世の中をよくした部分もあると思うけど、みんながそれに巻き込まれたいわけではない。

負のパワーや怒りのパワーが影響力を持ちすぎて、それに翻弄されることが多くなっていた。怒りというのはテロのように一瞬世の中の暗い部分を照らしはするけれど、その先がないことが多い。

結局、任意の誰かが血祭りにあげられて、それでおしまいとなってしまい、ラディカルな意味で物事は変わらない。

そんな、なんちゃっていいことしました、なんちゃって正義の味方の時代が終わるなら喜ばしいことだと思う。

 

 

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Twitterのトラフィック順位が下がっているというデータ。

 

 

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Twitter世論が正しかったとはいわないが、一つ良かったのは少なくとも「間違った意見にはツッコミが入る」環境ではあったんですよね。

それを炎上と呼ぶなら炎上なんだけど。そして正しい意見に絡まれることも多々あったけど。 あと、多分小さく分断されたコミュニティはいっぱいあって見えてない部分もあるけど。

Instagramにせよthreadsにせよ、モデレートされた環境はツッコミが入りづらいんですよ。だから心地いいけど、客観的に見てどう考えてもおかしい意見でも、共感的なコミュニティではスルーされるだけになってしまう。

どちらかといえば、我々はオフラインではちょっとした問題発言でも笑ってスルーしている、ということの再現ではあると思う。

ただ、コミュニティの快適さとオープンさは基本的にトレードオフなんだな、と改めて思う。 とはいえ、IGでも訳わからん炎上とかは普通にあるし、今後どうなっていくかはわからないけど。metaの方向性的にはモデレートされた閉じた空間なんだな、というのは理解できた感

 

 

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Threadsに関しては扱いに困ってるところもある。インスタ側に寄せようと思うとつぶやく内容がない。

かといって、みんなあんま素の自分を出す所でもないのだなーと分かる。

まぁ、おそらく自分比でキラキラした投稿についてはThreadsに投稿して、それ以外はBlueskyやmastodonにテキトーに投げとくみたいな形になりそうだ。

 

 

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こういう投稿を公式でできるのはさすがTumblr。

 

 

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ビッグモーターネタも。笑

 

 

最後にTwitter(あ、Xでしたね) のツイートも。

 

 

僕も初日からちょこちょこ見たりつぶやいたりしてるけど、
スパムやヘイトな発言が少ないのがいいなと。
今のところ炎上的なものは目にしてない気がする。

 

個人的には
ツイッターより文字数が多いので「下書き機能」があればもう少し使うかも。

あとハッシュタグ機能を導入するなら、
1ツイートにつき1つ限定、とかでなら個人的にはありだと思うけど、
スレッズの思想的に導入はまだ先になりそうな予感がしてる。

 

まあそんな感じで。

 

ねじまきのスレッズはこちらより。
海外のニュースや京都の日常をつぶやいてますので興味ある方はお気軽に。

→ https://www.threads.net/@nejimaki_radio

 

 

インスタグラムスレッズを使ってみた感想とツイッターの今後

Threads by Meta

インスタグラム版ツイッターとして話題の「スレッズ」。

昨日サービス開始してからちょうど一日経ったので、
使ってみた感想を箇条書きでざっと書いてみようと思います。

www.nejimakiblog.com

 

良かった点

ということでざっくりレビュー。

 

・新しいSNSということでワクワク感があるのがよい (これに尽きる)

・動作はけっこう軽い。

・普段写真やストーリーズしか投稿しない人による、テキスト・文章の投稿をみられるのが◎

・インスタの写真を貼るとけっこう綺麗に見やすく表示される

・動画も貼れる

・iOSとAndroidアプリの同時リリース

・しかもバグも少なめ

・インスタグラム連携のおかげか日本人ユーザーがかなり多い

・共有でインスタグラムのストーリーズやフィードにつぶやきを流せるのがわりかしスムーズ

・UIやデザインはけっこう好き。初期でここまで触りやすかったら十分すぎる。

・マストドンやNostrにはない一般層の勢いを感じる
・インスタやツイッターでは見向きもしてくれなかった人がフォローしれくれたりする

ActivityPubやフェディバースに対応予定 (マストドンなどとも相互フォローできるようになる)

・ヘイトや悪口、暴言みたいなスレッド(ツイート)が少ない

・日本語対応している (部分的でも)

・数タップでアカウントを作れる

・登録前のユーザーをフォローする機能はなんとも画期的。

 

気に入った点としてはこんな感じ。

 

ネット好きのユーザーのみならず、
一般ユーザーの勢いが感じられるというのは大きなポイント。

 

暴言や悪口みたいなのも(どうやって弾いているのかわからないけれど)
まだ少ない気がする。

 

あと意外と見過ごされがちで重要なのは、
部分的ではあってもアプリが日本語対応しているところ。
アプリを開いて表示されるのが英語か日本語かでは心理的障壁は大きく違うかと。

あとインスタ連携のおかげで
数タップでアカウントを作れるのはやっぱり強い。

(Substack NotesやNostrが流行らないのはこの辺だと思う)


f:id:popmusik3141:20230707010728j:image

 

短所・気に入らないところ

ハッシュタグ機能がない
→これがないと正直ちょっと厳しい。Instagramからの流れで間違いなく導入されるはず

・検索機能がない
→Twitterより細かなフィルタがかけられる検索を期待してたのに・・・
(まあでもそのうち実装されるはず)

・レコメンドがいまいち
→総合的にみてまだTwitterの方がマシ。有名人やバズっているスレッドが流れてくるけどあんまりおもしろくはない。

・保存、ブックマーク機能がない
→「いいね」を振り返ることができないので、現状誰かのスレッド(ツイート)を残すには再投稿(リツイート) もしくは 返信するか、他アプリで記録するかぐらいしかない。

・インプレッション数が見られない

・ブログに貼り付けても綺麗に表示されない

インスタグラム連携必須なところ
→しかもスレッズを削除するとInstagramも一緒に消えてしまうという仕様らしい

・これといってビッグな新機能がないところ
→よくもわるくもTwitterの薄口コピーという感じはしなくもない

・複数アカウントの切り替えが使いにくい

・プライバシーポリシーが色々とあれ

・PCはまだ未対応

 

DM機能はあえてつけてない気がしていて、
メンション以外の個人同士の会話なら
「インスタグラムでどうぞ」という意図を感じたり。

 

やっぱりFacebookの前例もあるようにプライバシーでやらかしてるMetaなのでその辺の信頼が…という人は多いと思う。

 

 

スレッドのローンチとしてはマークザッカーバーグが驚くレベルだそうで、
成功していて、このスレッドも興味深かった。

・100万人のユーザーを集めるのにかかった時間

Time taken to reach 1 million users:
Netflix - 3.5 years
Twitter - 2 years
Facebook - 10 months
Spotify - 5 months
Instagram - 2.5 months
ChatGPT - 5 days
Threads - 7 hours

www.threads.net

 

上にも書いたけれど、
インターネットな人じゃない一般層の友人もふつーに始めてたりするのをみて、
やっぱりInstagramのちからってすごい、と改めて思ったり。

マストドンやBlueskyみたいなネットオタク臭さを
うまく消してるところもウケたポイントなんだろうなと。

 

なんというか運とタイミングの良さもあったのは正直なところで、
でも時期を見計らってしっかり準備してきたザッカーバーグはさすが。

 

Twitterから完全に乗り換えるには、
まだ心もとない感じだな、というのが正直な感想。

でもこれからの進展に期待できそうではある、という感じ。

 

ツイッターVSスレッズの今後

もちろんこれでみんなツイッターを使わなくなる、
ということにはならないので
Twitterの致命傷にはならないだろうけれど

広告主が出稿を出し渋ったり、
ユーザーの消費時間が激減したりでツイッター側にはいいことはないはず。

 

ここからイーロンマスク氏が巻き返しを図れるのは
イーロンマスク VS マークザッカーバーグの総合格闘技の結果次第・・・?
(試合はまじでやるっぽいです、しかもコロッセオでやるかも)
(※僕的には寝技も上手そうなザッカーバーグを応援してます)

 

Blueskyはいい感じにユーザーを増やしていたのに、
なぜあんなにモタモタしてたんだろう・・・とは思ったりも。
(フェイスブックの資金が凄すぎて勝負にならなかったんだと思うけど)

 

このスレッドが印象的。

仕事とプライベートのワークライフバランスのように、TwitterThreadsバランスな世界が広がりつつある。Twitterは闘う場、Threadsは癒される場みたいな。みんなでこの癒しの場ができる限り長く続くことを祈りましょう。

 

流行り廃りが早いSNS界隈、今後はどうなるんだろう・・・。

 

明日にでもイーロンマスクがSubstack Notesと同じく
Threadsのリンクもブロックするのでは?という予想がされていたりも。笑

 

僕個人として思うのは、
インスタスレッズの登場により、

「自分の居場所を作らないと」という風潮がよくもわるくも
ぱったりとなくなってしまったような気がするのは正直ちょっと残念だったり。

 

あとはスレッズがActivityPubやFediverseに対応すれば、
Twitter包囲網ができて、少しはマシになりそうな気もする。

 

・・・あと一つ言えるのは、
もしみんながスレッズに移行したとしても
結局はメタ(フェイスブック)の手の上で転がされているだけなので、
ブログとかやってみないですか?という話で終えたいなと。

 

ねじまきのスレッズはこちらよりフォローできるので興味ある方はぜひとも。

https://www.threads.net/@nejimaki_radio

 

www.nejimakiblog.com

 

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インスタスレッズの印象に残った投稿まとめ (2023年7月) - 世界のねじを巻くブログ

はてなブログの記事の有料販売をいい感じに使う方法を考えてみた

codocのあれこれ

noteの攻勢に対抗してか、はてなブログでも記事の有料販売が可能になったとのこと。

個人的に記事をお金で記事を売る文化はあまり興味はないけれど、
せっかくなので思うところを軽く書いておこうかなと。

blog.hatenablog.com

 

この青いボタンどこかでみたことある、と思ったら、
そういうえばウェブメディアのクイック・ジャパン ウェブも
codoc(コードク)と提携した投げ銭システムを導入していた。

 

2月の阿部寛あるあるを教えてください。「真空ジェシカの冠位大喜利」第11回 - QJWeb クイック・ジャパン ウェブ
(2ページ目の末尾にいけばCodocのサポートボタンがある)

・・・こんな感じでQJWebには全記事で投げ銭機能があったり。

 

Youtubeの投げ銭とかも一度もやったことがないけれど、
会社で若い人の話を聞いてると、ほいほい大きい金額を出してるみたいで、
「ああ、自分も若くはないんだな」と感じたのをふと思い出しました。

 

僕自身のが実際にブログ記事を単体でを購入・サポートした体験としては、

  • ジャズ評論家の柳樂光隆さんの音楽評論マガジンに一カ月だけ入った
  • ブラジル音楽の名盤集、的な記事の購入
  • Substackの海外のニュースメディアの購読
  • 最近kansouさんの記事をサポートした

・・・正直それぐらいしか思いつかないけど、
確かにお金を出してでも読みたい記事ってなくなないかなと。

 

僕は絶対やらんだろうな、というのも含めて思いついたアイデアを
ネタも含めざっと箇条書きで書いてみました。

 

  • 読んだおすすめのウェブ記事まとめ
  • 音楽プレイリストの公開
  • 地元の名店リスト100
  • 1万字超えの映画レビュー
  • 「ブロガー100の質問」的なやつの後半を有料にする
  • ひっそりやっている個人ポッドキャストを載せる
  • 下ネタやHな画像へのリンク (規約とか見てないけどもしかするとダメかも)
  • 難問クイズの解答
  • ニッチな視点で書かれた旅行記
  • 漫画の続きを有料版にする
  • 書いた小説の裏話や引用元をセルフ解説
  • MP3で配布している音源の高音質(WAV)のDLリンク
  • ポッドキャストの限定エピソード
  • 自分のバンドのアルバムのセルフライナーノーツ
  • 公には書けない愚痴や文句
  • 超ニッチなスポーツのテクニック講座
  • 裏社会やアングラな話
  • AIの最新動向
  • 芸能人のスキャンダル
  • 投げ銭してくれた人にはイラストを描いてあげる権
  • 身バレしそうなぐらいプライベートな日記
  • 裏アカウントの公開

 

・・・とかパッと思いつきそうなのはどうしても過激な方向に行きがちだけど、
そういうのに走らずちゃんと対価を得ている人って
やっぱりすごいなと改めて思ったり。

どちらかというと、その人の個性を買っているような面もあるのかも。
あとはそこでしか読めないようなニッチな内容の記事だったり。

 

あとSubstackのニュースレターでも思うけれど、
サブスクリプションでの「月いくら」方式は、
専業でもないとやってられないな、
というか変なプレッシャーがあって
気軽に書けなくなりそうで僕はまずやらないだろうなと。

 

僕的には「お金うんぬん」ではなくて、
本当に好きな人にだけしか見られたくないコンテンツを
お金というバリアの中に隠す、という使い方は
わりかしアリな気がするな~。

 

あとポッドキャストって流行っているわりにはマネタイズが難しいメディアなので、
こういう仕組みで個性のあるPodcast発展していくといいなと思ったり。

 

オチが思いつかないけれどそんな感じで。

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